もくじ
発端
夜寝る準備をしてベッドに入りいざ寝ようと思っても、なかなか寝付けないことが良くあります。
そういう時私の頭の中では悩み事・過去おきた事・今後の事など様々なことが頭の中を駆け巡り、眠気が来ないままどんどん時間が過ぎていきます。
諦めてベッドで寝転んだまま刺激の少ない何かを淡々としていたほうが眠くなると思うのですが、そういうコンテンツを見つけるのもなかなか難しいです。
ベッドで仰向けに寝ていると目の前には真っ白な天井があり、「ここに面白くない映画でも写ってれば速攻寝れるのになぁ・・・」と思ったのでやってみようと思いました。
天井に映像を映すのであればプロジェクターの出番です。
良いプロジェクターがないか調査
昔から映画が好きでホームシアターなどにも興味があり、過去プロジェクターの導入を検討したこともあるのですが、以下のような理由で映画を見るときは TV のほうが良いなと思い購入を断念していました。
- 映像が暗い
- 発色が綺麗じゃない
- ファンなどの動作音がうるさい
- 大きくて場所をとるので設置が困難
検討していたのは 2000 ~ 2010 年くらいだったので、今なら技術の進歩で上記を解決するような商品が発売されていないかなーと調べたら良いものがありました!それが JMGO N1 シリーズです。
特に参考にしたのは以下の動画です。
- 4Kプロジェクターは遂にここまで小型コンパクトになった!3色レーザー & ジンバル型という新しいジャンルで登場した JMGO N1 Ultra 4K の実力が凄すぎた【お手軽ホームシアター】
- 【徹底比較】JMGO ジンバル一体型レーザープロジェクターの選び方 (N1 Ultra / N1 Pro / N1)
JMGO N1 シリーズの概要
公式サイトを参考にして JMGO N1 シリーズの特徴をまとめてみました。
- 3 色レーザー光源を搭載し、映像が明るく鮮明かつ発色も自然
- ジンバル一体型の設計で、投影部を上下に 135° 回転し、N1 Pro, N1 Ultra に限り左右にも 360° 回転可能
- シームレスかつ素早い自動台形補正で、投影する壁や天井に合うように映像を調整
- DYNAUDIO と共同開発した高音質のスピーカーを搭載し低音がいい感じ
- OS は Android TV なので、大体の動画配信サービスはカバーしている
- モデルは N1 Ultra, N1 Pro, N1 の3つ
特に良いなと思ったのがジンバル一体型の設計というところで、プロジェクター本体を移動せずに上に回転させるだけで、投影箇所を壁から天井に変えれるので、私の利用用途にぴったりだと思いました。
部屋の隅に置いてベストポジションに投影できるのか?
JMGO N1 シリーズを紹介している動画を YouTube で見た時点で既にかなり惹かれていたので、寝室に設置することを想像してみました。
プロジェクターを枕の上あたりにおいて天井に投影したら設定は非常に楽なのですが、ベッドのマットレスに置くと振動で映像がゆれまくるし、配線なども邪魔で気になって余計に寝れなくなりそうです・・。(図1の左)
なのでプロジェクターはベッド横の部屋の隅にあるサイドテーブルに設置します。
この状態でプロジェクターを天井に向けると、投影される映像を寝転んで見たとき、左半分くらいの映像が壁にかかってしまうと思われます。(図1の右)
これは何とかしなくてはなりません・・・。
これを避けるためにプロジェクターを少し回転して設置します。
そうすると天井には映像が斜めに投影されてしまいます。(図2の左側)
もし設定で映像を回転する機能があれば、これを逆方向に回転し、目の前に平行な映像を投影出来るはずです。(図2の右側)
家電量販店で実機を確認したところ、左右に大体30°くらい回転出来ました。(プロジェクターの設定メニューで「デジタルズーム 」というメニューがあって、そこに「回転」という設定項目が存在しました。)
注意点ですが、この機能で回転した映像は少しサイズが小さくなるようです。
これは物理的に投影部を回転せずに、ソフトウェアで映像を回転している為かと思われます。(図3参照)
投影領域のサイズは決まっているのでその領域内で映像を回転するために、ズームアウトと回転を行っているようです。(回転がなぜデジタルズームなんだ・・と思っていたのですが、これで納得しました。)
映像は少し小さくなってしまうかもしれませんが、なんとかベッドで寝転んだ時のベストポジションに写せそうではあります。
・・と、ここまで確認した時点で JMGO N1 シリーズの購入の意図が固まりました。
(きっちりやるなら、天井までの距離を測って映像のサイズがどれくらいになるかとか、もう少し調べたほうがよかったかもしれませんが、物欲が勝って「まぁなんとかなるか」と結論付けました。)
あとはどのモデルにするかだけです。
N1 Ultra・N1 Pro・N1 の比較
JMGO N1 シリーズのモデルの違いは主に解像度・明るさ・本体の色やサイズ・価格です。
(他にも HDMI 入力端子の数やスピーカーの出力 W 数等の細かな違いがあるので、購入を検討する際は全て確認することをおオススメします。)
YouTube の動画や家電量販店で実機を見て感じた各モデルの感想
N1 Ultra は唯一の 4K 対応で、日中のまあまぁ明るい部屋でも使用できそうなくらい明るくて、さすがにハイエンドモデルといった感じです。
N1 Pro は見た目やカラーはほぼ N1 Ultra と同じで、解像度は Full HD、明るさは N1 Ultra ほどは明るくないですが日中でも部屋を少し暗くすれば十分使用できそうです。
N1 は本体のサイズがとてもコンパクトでカラーも白基調となっており、ロボの顔みたいでとてもカワイイです。明るさは日中の明るい部屋で使用するには厳しいけど、夜の暗い部屋なら十分すぎるくらいの明るさです。
悩んだ末 N1 を購入
私はエントリーモデルを買った後に「やっぱりあの機能(性能)が必要だったな・・・」と後悔することを恐れて、可能であればハイエンドモデルを選びがちなんですが、今回はエントリーモデルの N1 に決めました。
まず N1 本体のデザインが可愛くてとても気に入りました!
N1 Ultra・N1 Pro は結構大きい&黒いのでベッドの横に置くと少し威圧感がありそうですが、N1 は寝室のベッド横にも溶け込めそうです。
次に価格ですが、 N1 Ultra 283,360 円に対して N1 は 138,160 円とかなり差があり、4K と明るさの為に差額の 15万円は出す余裕は無かったです。N1 Pro は 195,360 円ですが、解像度は Full HD ですので、こちらも明るさの為だけに差額の 6 万は出せません。(HDMI入力の数やスピーカー出力 W 数等ほかにも違いますが、あまり重要視していません。)
あと明るさについては、就寝時に部屋を真っ暗にして使用するので、N1 でも全然問題なさそうです。
N1 Ultra なら日中の映画鑑賞にも使えそうとか、Full HD だと映像が荒くてガッカリするかも・・・といった懸念もあって2日間くらい悩んだのですが、当初の目的である就寝時に天井に写すという目的を優先してなんとかハイエンドモデルの誘惑を断ち切りました・・・。
既に Amazon で注文したので使用するのが楽しみです!
届いたらしばらく使い倒して使用感などを書いてみようと思います。