透明糸(フジックス モノカラー)の下糸巻きを頑張った

「透明糸」という便利なものがあるって、いまさら知った。

透明糸(フジックス モノカラー)について

ミシン糸などでよく見かけるフジックスから、「モノカラー」という透明のミシン糸が販売されています。

フジックス モノカラー(右は苦労して巻いた下糸)

透明なので、どんな色の布にも合わせることができるので、多色使いの作品を作るときに良いみたいです。あと、(個別の色を都度買うとお財布が・・・あと管理も大変・・・)みたいなときにも便利なんだろうなぁと推測してます。お値段は 500 円程度。糸が細いからか、1 個で 300m もあって当分使えそうです。興味が出たので軽い気持ちで買ってみました。

この透明糸というものは、使ったことがある方は大概思うのでは?と感じるぐらい、とにかく普通のミシン糸と勝手が違います。

日頃良く使うミシン糸の素材はポリエステルで、使用感はごく普通に「糸です!」という感じなのですが、透明糸は素材がナイロンなので、張りがあって「ばいんばいん」「びょんびょん」と元気が良いんです。そのせいで扱いにはちょっと苦労します。手芸用の糸というより、釣り糸に近いかもしれません。

ボビンに手で巻いた糸がおとなしくしてくれない

私が使っているミシンは、特にハイモデルでもない、ごく普通のブラザー家庭用のやつなのですが、下糸巻きをするとき、まずボビンに糸を手で数周巻き付けてミシンにセットする工程があります。

それが、透明糸だと巻き付いたままおとなしくしていてくれないのです。上手い表現が思いつかないのですが、糸が形状記憶というか、どうしてもまっすぐだった頃に戻りたいようで、ボビンからするするっと取れてしまうんですよね。なので、いつもより多めの回数巻いて、そっ・・・と静かにミシンにセットして、「何とかおとなしくいてくれ・・・!」と願いつつ下糸巻きを開始するのですが、振動でやっぱり巻いてた糸がとれるとれる😭

結局、糸を右手で軽く持った状態で下糸巻きを開始することで対応しました。ある程度巻きが正常に進めば、手を放しても大丈夫。いっそ糸をくくっておくのもありかもしれません。

ボビン大破

何とか順調に下糸巻きが始まって、順調にどんどんと巻かれていきます。普通の糸だとそのうちミシンが「もう巻きは十分なので今すぐ停止してくださいよ!」みたいな音と動きをするので、そこでフットスイッチを離すのですが、透明糸については何故か延々と巻き続けておりました。巻き途中でかすかに「ミシ・・・」っていう嫌な音が聞こえたのですが、「まぁ気のせいか」ぐらいに思ってました。ところが、巻きがいよいよボビンの幅を超えそうになってきたので、これはさすがにおかしいと思い停止したところ・・・!

大爆発

ボビンってこんな風にきれいに分かれるんだ・・・!

どうやら私のミシンでは下糸巻きの終了タイミングを上手くつかめなかった様子。ミシンによるのかもしれませんが、下糸巻きの終了タイミングは自分で判定した方がよさそうです。さらに、通常の糸の巻き幅よりも少なめの巻きで止めておいた方が安心できそうです。それでも、糸自体が細いので充分な量と感じました。

ニット地だと上手く縫えなかった。それ以外はうまくできた

ようやく下糸が巻けて、試し縫いをと思ったのですが、針に糸が通せない・・・!これは単純に私の不器用さと目の悪さも関係しているのですが、なんせ糸が透明なのでよく見えない😅結局糸通しを使いました。このあたりは慣れでしょうか。

で、その辺にあったいらないニット生地に試し縫いをしてみたのですが、布が柔らかすぎるのか、はたまた伸縮性がありすぎるのか、上手く縫うことができませんでした。でも、シーチングとか、ミシンで扱いやすい系の布(あいまいですみません)だと普通にちゃんと縫えました!

試し縫いしてみた感想

縫った部分を触ってみると、やっぱり普通の糸と比べて硬い感じがあるので、正直、直接肌に触れる服や、柔らかさを重視したいもの(ハンカチとか?)に使うのは避けた方がいいと思われます。

でも、カバンとか小物とか、後は(家庭用ミシンでやっていいのかわからないけど)ビニールとかクリアファイルとかの透明なものを縫うのにはとても便利そうです。

縫い目は透明なだけあって、かなり目立たない!これは糸の扱いにくさを受け入れられるぐらいの、他では得難いメリットだなぁと思います。

「多色に対応する」という目的よりは、「ミシン糸の色を合わせる」つまり「縫いたい対象が透明な時だから糸も透明のを使う」っていう感覚で使っていった方が良いかなぁと感じたのでした。結構扱いづらいので、正直、普通に色糸を使えるシチュエーションならそっちを使った方が無難かも。

後は、逆に「透明糸 1 個で全部やる!」という潔い使い方もアリなのかもしれません。常に透明糸がミシンにセットされているといったような。1 個の物を丁寧に作るというよりは、とにかく種類と数を安価・時短でこなさないとダメなのよ!みたいなシチュエーションにも向いているのかも。

とにかく、限定されたシチュエーションでは大活躍してくれそうな、良いところと大変なところがはっきりしている糸でした。

まとめ(自分に向けての教訓)

  • 下糸巻きの初めは手で糸を持っておいてあげる。
  • 下糸巻きの終了タイミングは自分でよしなに判断する。
  • ミシンと相談しつつ、使いどころを見極める。
  • 針に糸を通しにくいときは、意地を張らずに素直に糸通しに頼る。

余談

フジックスのミシン糸って、糸巻き?糸コマ?の上下に糸端を巻きつける隙間みたいなのがあってとても便利なのですが、なぜかこの「モノカラー」についてはその形状になっていないんです。もちろん、その代わりに旧来の切り欠き(?)的な糸を挟む部分はあるのですが、巻きつけるタイプの方が使いやすくて正直好きなので、モノカラーも同じタイプにしてくれないかなぁ。

もしかしたら、ナイロン糸ならではの理由が、何かあるのかもしれないですね🤔

余談・その 2

透明糸って、ウェブサイトによっては「ミシンに負担がかかるので使わない方が良い」と書かれていたりして、正直どうなんだろう?と思いながら使ってみました。

ですが、普通に縫っている分には特にそんな感じもなく使えているので、ミシンや布との相性があるのかもしれません。

なので、使ってみてミシンが変な挙動をした場合は、無理に使い続けずにいさぎよくあきらめる、っていうスタンスで良いのかなと思っています。

kpdn

お寿司とゲームと動物が好きな、フリーランスのエンジニアです。フロントエンドからインフラまで日々奮闘中です。最近は物忘れがどんどんがひどくなってきました。

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